顔や指を認証する生体認証のシステムが身近になってきました

よく映画で犯人を捜すときに、犯人の写真を顔認証システムにかけて探しているシーンやトップシークレットが保管されている場所に入るときに、目の虹彩認証や指紋掌紋認証をしているシーンを見かけます。人間の体の一部の特徴を登録し、それを認証することで本人確認をする生体認証です。すでに情報管理企業や金融業などのセキュリティー対策に使われています。最近では私たちの生活の中にも導入が進んでいて、身近なところではPCやスマートフォンのロック解除に使われている指紋認証です。中には虹彩認証を採用している機種もあります。
生体認証は、人気アイドルグループのコンサートの際に顔認証システムが導入されたことで注目を集めました。以前からコンサートチケットは入手が困難で、お金儲けを目的にチケットを購入して高く転売する悪質な業者が横行していました。そのため今年の4月からはじまった全国ツアーでは顔認証システムを導入して、購入者と来場者が違った場合は入場をできなくしたのです。他の人気アーティストのコンサートでも導入され、今度さらに広がりそうです。
今いちばん取り入れられている生体認証は指紋認証です。銀行カードのセキュリティー対策はICチップが主流でしたが、あらかじめ指紋を登録しておけばカードがなくても指と暗証番号で引き落としができるようになりました。ネットショッピングでも電子マネーが生体認証を使った決済方法を発表し、長崎のテーマパークでは、園内で使用できる通貨に特定の電子マネーのシステムを導入したので、指紋だけで決済ができるようになりました。
ネットと決済や銀行での引き落としは、カードやパスワードよりも生体認証の方がその人個人の特徴で判断するので、詐欺や不正の防止につながると期待されています。ただ主流の指紋認証は手が乾燥していたり、反対にふやけていると認証されない場合もあり、今後はさらに精度を上げていく必要があります。近い将来、何も持たずに外出しても、自分の体の一部を使えば交通費や買い物、食事の代金もすべて決済できてしまう、そんな時代が来るかもしれません。

長所:社交的
座右の銘:明日やろうは馬鹿野郎
